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震災地の猫ちゃんたちへPart3 [獣医療]

タイトルは猫ちゃんになってますが、猫ちゃんだけでなく、ワンちゃんにもメッセージです。
このブログが愛猫ブログなので、単に猫ちゃん、とタイトルしてしまっただけなのです・・・

ペット保険のアニコム損害保険さんが、被災地の動物病院に連絡を取り発表している、被災地の診察可能な動物病院のリストです。(HP上3/18現在)
http://www.anicom-ah.com/ah_list.pdf
診てくださる動物病院が近くにありましたら、連絡をとってみてください。
電話に対応しきれない場合はご容赦ください。おそらく診察業務で手が離せなくなっているかと思われます。

ご飯の供給や避難先について、動物病院にお尋ね頂いても基本的に
対応できません。
人の病院に「ご飯下さい」とか「泊めてください」ということがないのと同様の理由です。
調子を崩している子も多いのです、その子たちの治療が一番優先の仕事になります。



{フードが残り少なくなった時、フード入手までのつなぎ食}
***あくまでつなぎです!!!フードが一番です!***

おにぎりが入手できる場合
 ★お米部分をお水にさらして少しふやかす。(おにぎりの塩分を洗うこと)
     それだけで食べてくれる子はフードと混ぜずに、お米だけのご飯の日とフードの日を交互にするとよいでしょう。
     お米だけではだめな子はフードをお米の上に少し混ぜるようにして与えてみてください。それでもフードの減るスピードを落とすことができます。

パスタが入手できれば、おにぎりと同様です。
カップ麺はかなり水で洗っていただく必要があります。

ほかに、ふかしたりゆでたお芋も大丈夫。(さつまいも・じゃがいも・かぼちゃ)

お味噌汁などのためにでおだしをとった鰹節の「だしがら」をお米やお芋にまぜるのも、食欲をそそると思います。ただし、少なめに!
そのままの鰹節は好きな子も多いですが、塩分が濃くて、いつも以上に水を欲しがってしまうと思われます。
人はだし汁で暖をとり、だしがらは愛犬・愛猫に[黒ハート]

注意!! ネギが入ったお汁は絶対に与えないこと!
       ネギと一緒に調理したものは絶対にダメです。
       チョコレートも与えないこと! 中毒の危険が高いです。


非常時ですから、一日一回ご飯を与えられれば大丈夫と思ってください。
ただし6カ月未満の子猫・子犬ちゃんは、回数食べることが大事なので、一回の量を少し控えめにしてください。
もしくは、砂糖水など(ちょっと甘みを感じるぐらいの薄さで)をちょこちょこなめさせて、低血糖を防いでくださいね。

もともと太っている猫ちゃんの場合、一日の絶食が命取りになることがあります。薄い砂糖水でもいいので口に入れてあげてください。


猫ちゃん・わんちゃんの満腹感はご存じのとおり底なしです。
満足するまで食べさせることは普段でも不可能なことなので、満足させられないことに罪悪感を持たないでくださいね。

一日も早く、皆さんの心に平安が戻りますように!


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震災地のねこちゃんたちへPart2 [獣医療]

東京も余震が続いています。

前回は胃腸の応急についてアップしたので、今回は怪我の応急処置です。
応急ですので、動物病院に駆け込める方は駆け込んでください。

{爪を割ったり足先からの出血}
傷口がちいさければ傷の上をギュッと2分ぐらい押さえてください。
タバコやお線香の灰があればそれを厚めに押しつけるのも止血が早いです。

{押さえたぐらいでは止まらない出血・四肢と尾の場合}
出血しているところより、心臓に近いところを細い布できつく縛る。
縛って出血が止まったら30秒数えて、縛ったものを少しずつ緩めて下さい。
止まったと思って一気に外すと再度出血します。少しづつ緩めること。
再度出血した場合は出血が止まるまで繰り返すこと。
ただしきつく縛ったままにして放置すると先が腐ります。
繰り返すことで出血量がへりますから、緩めることは必ずしてください。

{押さえたぐらいでは止まらない出血・体幹部の場合}
5cm幅ぐらいの布をややきつめにまきつける。
・・・文章にするのが難しいですが、まきつけた布のあいだに指が簡単には入れられないぐらいの
強さで、ただしからだに食い込まない程度にしてください。
布に血の膜ができて止血できる場合があります。
この場合止血できたら布は外さないでください。まる一日は外さないほうが良いです。


{骨折が疑われる場合}
割り箸でもなんでもいいので、向くべき方向にあわせて添え木をして、細い布で固定する。
治すというよりは違った方向にぐらぐら動くのを防いでください。ぐらぐら動くことで、傷が広がり、痛みが強くなります。

*輪ゴムは危険なのでできるだけ使わないこと*
外すのを忘れたり、毛にうもれたりすると、時間をかけて食いこんでしまって取り返しがつかなくなります。
ゴムをつかうなら1cm以上の幅があるものにしてください。


食べなくて、ふらふらしている子には、前回の吐いているときの飲み物や、飴を小さくしたものを
なめさせてあげてください。食べないことで、低血糖になっている場合があります。


一日も早い救援が届きますように!

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震災地の猫ちゃんたちへ [獣医療]

今回の地震で、調子を崩したワンちゃん・ねこちゃんが、東京郊外の動物病院でもみられました。
震源地に近い地域ではなおさらだと思います。
救援にかけつけることができない代わりに、動物病院の再開や救援の手がとどくまで、ちょっとでも
役にたつ情報になるならと、思いブログ記事をアップしました。

状況にもよりますが、食欲がなく、吐いてしまっている場合。(もともと元気な犬・猫ちゃん向けです)
スポーツ飲料があればそれを10倍程度薄めたものを口に含ませて上げてください。
水2リットルに対して砂糖大さじ4と1/2、塩小さじ1/2(人の緊急時経口補水塩の倍希釈)でも良いです。
真水は胃を刺激して吐くことが続く場合があります。また、一度に多量に飲ませないこと。
一度含ませて、10分ほどしても吐く様子がなければ、もう一度含ませて上げてください。
そのあとは吐く様子がないことを確認して、少量ずつ飲ませ、いつものご飯を1/3量ふやかして与えてください。
ご飯がない場合、人の米飯をおかゆ程度にふやかすのも良いと思います。
吐き続ける時はあえて半日絶食絶水して、胃を休ませてあげてください。
吐くことは体力を消耗します。回数を吐かせないことが大切です。

下痢の場合、食べ物を半日やすませることと、食事量を半量にすることで収まる場合があります。
また、お芋(さつまいもまたはじゃがいも)のゆでたり・ふかしたりしたものもウンチを落着けてくれます。
ヨーグルト(無糖)やビオフェルミンなどの乳酸菌を少し足してあげるのも良いでしょう。
人用の胃腸薬は使わないこと!(使えるものもありますが、ここにアップしきれないので、まずは使わない)
人用の風邪薬は絶対に使わないでください。

あとは「一緒なら大丈夫」と抱っこしてなでてあげてください。
あなたをリーダーと思っています。リーダーが不安な行動をすると不安になってしまうのが、
ワンちゃん・猫ちゃんです。まずは人が気をしっかり持って下さいね。

わんちゃん・猫ちゃんとも人より体温は高めの38.5度前後です。抱っこを嫌がらない子なら
抱っこして人も一緒に暖めあってくださいね。落ち着くと思います。

コメントに目を通せないかもしれないので、緊急の連絡はうけれませんが、
こんなアドバイスがあると助かるなどありましたら、コメント下さい!

ネット上なので、覆面獣医師のままで失礼します!

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